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【現役JK】高校三年間で得た金銭感覚と進学諦めた話

こんにちは!私は現在高校三年生で、春からフリーターになります。3年間の高校生活、進路活動を通して「やっぱり世の中お金だな」と実感することになった経緯と進学を諦めた話を記事にしました。


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家庭事情

わたしの母は3歳の頃に病気で他界しました。現在は父、高校一年生の弟、わたしの3人で暮らしています。父は毎日朝から晩まで、たまに夜勤にも行って本当に私たちのためによく働いてくれていますが金銭的にはカツカツです。

 
 

高校一年生

夏、アルバイトを始めた。お小遣いは1円も貰えなくなったので遊びに行くお金はもちろん通学定期代や必要なものを買うお金も全てバイト代で賄うことになった。夏休みはほぼバイト。おかげで初給料は11万円を超えた。学校が始まってからもほぼ毎日バイト。朝7時に家を出て、家に着くのは夜の11時前だった。それでもバイト先の人がいい人で全然苦じゃなかったしむしろ楽しかった。月に7万、8万稼いでは使い切って、という生活をしていた。(金遣い荒すぎ(^^;)
 

高校二年生

周りの友達がバイトをしなくても私と同じか、私よりいい生活をしていることに気付き、世の中不公平だなと思い始める。冬から、バイトの掛け持ちを始めた。その月は初めて給料が12万を超えた。それでも冬物の洋服を買ったり通学定期を買ったり、必要な物を揃えていたりしたら大して残らなかった。給料計算アプリで、バイトを始めてから今日までに稼いだお金が表示されていた。高2の私からしたらなかなか凄い額だったが、手元に1円も残ってないことに驚きが隠せなかった。お金の使い方を改めて、月に五万円貯金を始めた。ある日友達に言われたバイトしてるなら奢って(笑)」その言葉が頭から離れなかった。
 
↓↓↓12万稼いだ月↓↓↓
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高校三年生

バイト先の高校生が、「コロナ怖いので緊急事態宣言終わるまで休みます」と言って三人ぐらい来なくなった。オーナーも「仕方ないか」ぐらいだった。わたしは休んだら生活できないので休めなかった。そしてついに進路活動が始まった。ここで大きな障害になったのはお金だった。同時に世の中お金だと気付くきっかけにもなった。六月、わたしは奨学金で大学に進学しようと決めて申し込みもした。が、「毎日バイトしてやっとみんなと同じぐらいの生活が手に入る今のような生活をあと四年やるの?借金(奨学金)背負ってまで?」という考えがチラついた。同時に「就職すればある程度余裕のある生活ができる」とも思い始めた。今の生活をしながら四年間大学に行くか、余裕を持った生活をするために働くか、すぐには選べなかった。悩んでいたら、父が「やっぱり大学のお金出すよ。自分も奨学金で大学に行ったけど、同じ思いはさせたくないし」と言い出した。少しだけ考えて大学進学を諦めた。留学したいとか、もうちょっと遊んでいたいとか、キラキラの大学生に憧れこそあったけど、そんな理由で父の苦労や自分の苦労を増やそうとは思えなかった。それから就活をせずフリーターになろうと思ったのは、留学の夢があきらめきれなくて海外に行くなら長期休みを取りたいし、それなら外国に行ってから就活でもいいかなという甘い考えの末だった。周りの友達に進学しないことを伝えると「そんなのありえない」の一点張りか、少し引いた顔をするぐらいだった。「一生コンビニ店員だね」とも言われた。(悔しくてこの辺から投資の勉強も始めた。)冬になってみんな徐々に進学先が決まっていって、合格祝いだの入学祝いで高めの財布やカバンを買ってもらったり、パソコンで入学前課題をやったりしていた。気にしない気にしない。そう思っていてもやっぱり羨ましかった。進学理由を聞くと、「なんとなく大学行っといた方がいいかなーって!」「大学には遊びに行くようなもんだよ」「女子大生に憧れないの?(笑)親のお金だし行くべきでしょ」とか言ってる人にイラつくこともあった(笑)どこかで、もうちょっと余裕のある家庭だったらこんな風に大学に行けてたのかな、とか考えたりもした。もちろん夢に向かって奨学金を借りて自力で進学してる人も知ってるから、一概には言えないけど。
 

余談:納得いかない

春からフリーターとしてフルタイムで働くわけだけど、父に「家にお金入れてね」と言われた。大変なのはわかるけど待って待って。進学したら400万以上かかってたのに、それゼロになったんだよ!にもかかわらず収入の少ない私にお金入れてねって😢
 
・バイトしなくてもずっと遊んでいられる人
・なんとなくで進学できる家庭の人
この二つは総じて羨ましいし、そんな人たちと同じ世界線で生きるのはちょっとしんどかった!
 
 

これから(自分用)

とにかく春から全力で働いてお金を貯める(既にバイト先のオーナーとは話し合い済み)。財布に余裕ができるはずだから女磨きもしながらコロナが終わるのを待って海外に行く。ブログも頑張りたいな。投資の勉強も続けて、就活もしなきゃね。お金ないって言い続けても湧いてこないから、お金の愚痴を言うのはこのブログを最後にしよう。
 
 

さいごに

お金が全て。そう実感した三年間。特に今年(高3)はそれを強く感じた一年だった。なにをやるにも大前提としてお金が必要。今回、そのなにかは進学だったけど。生活をするにも夢を手に入れるにもまずはお金が必要。やりたいことお金を天秤にかけた時、わたしはお金の方に傾いたからやりたいこと(進学)を諦めた。「その歳にしては現実見過ぎ。夢がない。」と言われたことがある。確かにそうだ。お金じゃない方に天秤が傾く時、わたしの人生はもう少し楽しくなれる気がする。また別の人にも「お金しか頭にないんだね」って言われたことがあって、せめてそんなことが言えるぐらいの金銭状況になることが一番近い目標。いずれは「世の中お金じゃない!」って言えるぐらいお金持ちになりたい。お金が全てではあるけど、家族、友達も同じように大切で、なくてはならない物だから、金金金にならないように気をつけなくちゃいけないけどね。